広島市議会 2014-12-11 平成26年第 5回12月定例会−12月11日-03号
まず,今回の災害は区役所の処理能力をはるかに超えたものであり,区役所の対応は,当たり前だと言えばそれまでですが,発災当日には,年間維持業者が現地に入り,また,被害が大きかった場所には,23日ごろから地元の災害協力事業者が土砂撤去作業に着手しており,非常に早い対応だったと感じました。 ただ,もう少し国,県,市の打ち合わせが早ければ,一日か二日は早く専門業者が動けたと思います。
まず,今回の災害は区役所の処理能力をはるかに超えたものであり,区役所の対応は,当たり前だと言えばそれまでですが,発災当日には,年間維持業者が現地に入り,また,被害が大きかった場所には,23日ごろから地元の災害協力事業者が土砂撤去作業に着手しており,非常に早い対応だったと感じました。 ただ,もう少し国,県,市の打ち合わせが早ければ,一日か二日は早く専門業者が動けたと思います。
広島市では災害時の応急対策のために災害協力事業者の登録制度を設けています。市内で大きな災害が起きたときに,直ちに建設業の応援を頼むものです。 しかし,この制度を十分に活用するためには,各担当部署において災害時を想定した事前準備を十分に行う必要があります。準備はされていると思いますが,いま一度,対応手順の確認など,万全を期していただくようお願いしておきます。
さらに,災害本復旧工事については,被災箇所の早期復旧にも資するため,応急対策等に協力していただく災害協力事業者を対象として,指名競争入札制度を新たに導入します。
最後に,災害協力事業者等の優遇措置等についてでございます。 本市の災害協力事業者として登録している業者につきましては,建設工事競争入札参加資格登録時に等級区分,ランクづけのもとになります数値を加点し,優遇をいたしております。
今後は,年間維持契約業者だけでの対応が困難となった場合には,広島市災害応急対策に係る協力事業者の登録等に関する要綱に基づき,本年6月1日から公募した災害協力事業者を活用していきたいと考えております。 それから,災害応急復旧工事の発注に当たっては,迅速に業者選定を行うことが重要であると認識しております。このために,災害協力事業者登録制度を活用したいと考えています。